2nd Single CD「Fireworks」を制作しました!

こんにちは:;(∩´﹏`∩);:

 

8月上旬は新たにお弟子さんが増えたり、ライブ配信のコラボの企画がたくさんあったりしてとても充実していましたが、その中でもこの1年で割と大きな活動の1つである2枚目のオリジナルCDの制作もしていました!

 

企画自体は冬から練っていましたが、春のいろいろな社会の変動で見送りになりそうになりながら、シングルの規模でなんとかオリジナルの曲を形に残したいという思いで制作しました。

 

 

個人でのオンラインの活動を精力的に始めてから約1年が経ちますが、自分が思った以上に「フルートが好き」「クラシックが好き」と言って演奏を楽しんでくださる方がいてくださることに感動し、またその中でも毎日の活動の中でどんな音楽が出てくるのか、期待をいただいていることにとても感謝しています。

 

現在はオンラインではより多くの方に自分の存在を知っていただきまた楽しんでいただけるようフリーで様々なジャンルの曲をカバーして演奏していますが、せっかくなので私が今まで影響を受けてきた音楽がどのようなもので、今どんなことを思ってフルートを吹いているのか、知っていただけるCDを作ろうと思いオリジナル曲の作曲に取り組みました。

 

 

CDタイトルの「Fireworks」、「花火」と日本語でいうと夏の慰霊や鎮魂の意味合いが強くなってしまうかもしれませんが、このタイトルでは新たな出発の際の打ち上げ花火のようなものをイメージしてみました。自分だからこそできる活動を始めてオリジナルの曲を出していく今の出発点を残しておきたいなという気持ちがあります。

 

1曲目のFireworksでは、ジャズ、ファンク、ブルース、ロックといったクラシック以外の音楽でよく使用されるミクソリディア旋法を中心としたフルートの旋律をあえてバグパイプや箏、そして古典的なアプローチの弦楽器などとミックスさせることで、自分の演奏のポリシーの1つである時代やジャンルの壁に囚われず様々な音楽を吸収し、自分のアイデンティティに昇華させていきたいというスタイルを楽曲に使用している素材で表現してみました。曲自体はリズミカルでかっこいい、幕開けにふさわしいものがいいなと思って作りました!

 

2曲目のSymmetryは、収録されている他の2曲に反して非常に内省的な曲で、シンメトリー=対照ではなく「調和」という意味で使いました。元々フルートよりピアノを小さい頃から初めて憧れのピアニストが奏でるCDなどを寝る前によく聞いていたのですが(小学生から夜型😂)、そんなお気に入りの演奏をぼんやり思い出しながら鍵盤に手を置いて自然に出てきたイントロから、ヒステリックな不協和音を経て意外性を持つ和音の展開にフルートのカラートリルから始まる不穏なパッセージが乗っかり、最後にはそれぞれの要素が集結して調和を持った三和音で集結するストーリー性を和声や印象的な奏法の要素に乗せて表現してみました。

 

3曲目のFlowは委嘱作品で、CDだけではなくライブ演奏で盛り上がれる曲で、フルートのテクニック、そしてシンプルな旋律からダイナミックにどんどん変化していく構成をテーマに劇伴音楽等で活躍されている作曲家の池之上覚皇さんに作品を作っていただきました。癒しの音楽としても盛り上がる音楽としても親しみを持たれているアイリッシュ風の旋律をテーマにダイナミックなオーケストレーションをお楽しみいただけます。

 

それぞれの曲をダイジェストにして動画をYouTubeにて公開しています!ぜひご覧いただき少しでもオリジナルの曲を気に入っていただけたら嬉しいです。また、こちらのフォームから購入もできますので、お気に召されたらお求めいただけると励みになります。

まだまだ演奏家にとっては先の見えない時期ではありますが、こうしてオリジナルの作品を制作できること、そして日々大好きなフルートを吹いて生きていられることには本当に感謝しかありません。

今後とも多方面での活動が続きますが、より多くを学び力をつけて、少しずつ演奏会も増やしていけるよう精進していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

佐々木華

 

 

佐々木華 ドルチェ・クラシックチャンネル様での音源ダウンロードは こちら

 

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